あらすじ
かつてニューヨークと呼ばれた街は、「大崩落」という未曾有の大事件により一夜にして消失しました。その跡地には、「地球上で最も危険な緊張地帯」と称される**「ヘルサレムズ・ロット」**が誕生。深い霧と超常現象により外界から隔離されているこの都市は、超常的な日常や犯罪が飛び交い、常に混沌と隣り合わせの危険な場所です。もしも均衡が崩れれば、地球全体が不可逆な混沌に飲み込まれる危機にさらされます。
そんな危険な街で、混沌の拡大を食い止め、秩序を保つために暗躍するのが「秘密結社ライブラ」です。彼らはそれぞれが持つ特殊な能力を駆使し、異界からの脅威や強大な敵である「血界の眷属(ブラッドブリード)」と果敢に戦い続けています。この街での戦いは、いつも危険と隣り合わせで、彼らの存在が街の平和を支えているのです
主人公のレオナルド・ウォッチは、半年前に妹とともに異界の者に遭遇し、妹が視力を差し出すことで一命を取り留めました。妹を救うために再びヘルサレムズ・ロットを訪れた彼は、「ライブラ」の新人と間違えられ、魔神の無差別襲撃事件に巻き込まれます。異界から授かった「神々の義眼」の力で危機を乗り越え、正式にライブラの一員となった彼は、クラウスらと共にこの街で起こる様々な事件や日常に立ち向かっていくのです。
ネットの評価
めちゃくちゃな世界の実況中継のような、ときどき視聴者置いてけぼりになる感じが好き。漫画の通り技名を言って殴る!が素直に表現されていてちょっと笑ってしまう。
オシャレなBGM、opedも素晴らしいです!何度でも見ます
以前から話題になってたのでやっとのこと鑑賞。5話目辺りまでは正直こんな感じか〜くらいに思ってたけど、6話辺りで「おや?好きかも」となりそのまま一気見。演出と構成がオシャレ。バッカーノ!辺りを彷彿とさせる感じ。ほんで挿入歌が全部良かった、曲の入りもオシャレ。
おもしろかったけど、「今ってなんでこうしてるの?」「何のために動いてるんだっけ?」って、目的とか起承転結を理解する読解力を視聴者に丸投げしてる感じがあって、ところどころストーリーがわかりにくい箇所があったから、漫画でじっくり読み直したいな〜
結構明確な説明もなしに話が始まる、よく分からない単語の説明から始まるので、時々?となりながら見ていたのですが、考えるな感じろなコメディバトルアニメだなと分かってからはすごく楽しめました。登場人物の魅力や掛け合い、時折刺さる台詞が見ていて楽しいアニメ。作画も綺麗。
Filmarksアニメより引用
PV
個人的面白いポイント解説
1. アクションシーンのカッコよさ
『血界戦線』では、クラウス・V・ラインヘルツをはじめとするライブラのメンバーたちが、独自の能力を駆使して異界の敵と戦います。作者曰くコンセプトは「技名を叫んでから殴る漫画」をアニメでも完全再現しています。思わず口に出したくなる様な技名と映像化に要るダイナミックさが合わさってかつての中二病が再発しそうなほど迫力満点でカッコイイ戦闘シーンは男子必見と言えるでしょう
ブレングリード流血闘術999式 久遠棺封縛獄(エーヴィヒカイトゲフェングニス)
何よいきなり!
私が一番好きな技です!
2. 超人たちの『日常』と凡人の『非日常』
「ヘルサレムズ・ロット」という異界が融合した街は日常的に超常現象が起こる『地球上で最も危険な都市』と言えるでしょう。そんな超危険地帯でのライブラメンバーの超人たちの『日常』と一般人であるレオナルドの『非日常』とのギャップが生み出すコミカルさはこの作品の魅力の一つです。
「超人たちの」と言う枕詞が付く日常アニメで一話完結型の話が多いから非常に見やすい作品だよ。
3.音楽と演出のスタイリッシュさ
アニメ『血界戦線』は音楽にもかなり力が入っています。ジャズやロックなど、シーンにぴったりなBGNがアクションやキャラクターのカッコよさをさらに引き立てます。特に戦闘シーンやクライマックスの盛り上がり方は、音楽と映像が一体となって作品のカッコよさをより一層深めています。
アニメは知らなくとも1期EDは聞いたことあると言う人は多いんじゃないかな
『シュガーソングとビターステップ』かなり有名よね
4. テンポの良いストーリー
『血界戦線』はシリアスなシーンとコミカルなシーンがテンポよく入れ替わり、私たちを飽きさせません。異世界の設定を背景にしたシリアスなバトルの後、突然の日常的な問題に直面する展開など、予測不能なストーリー展開が続き、観ている人を笑わせたりハラハラさせたりと、飽きの来ない構成になっています。
レオの声優のせいか若干の銀魂味を感じるのは私だけだろうか…
どんな人におすすめ?
おすすめの人 | あまりお勧めできない人 |
---|---|
映像美を楽しみたい人 アクション満載の物語が好きな人 ダークファンタジーや異世界の設定に興味がある人 | 頭脳戦が好きな人 ストーリー性を重視する |
ネタバレ詳細解説
※ここから先の記事には、作品に関連する情報が含まれる場合があります。物語を純粋に楽しみたい方は、ご参考の上お進みください。
メインキャラ紹介
レオナルド・ウォッチ
Leonardo Watch
プロフィール
- 年齢;19歳
- 性別;男性
- 身長:161cm
- 体重:58kg
- CV: 阪口大助
- 能力:神々の義眼
阪口大助さんは『銀魂』の志村新八役・『炎炎ノ消防隊』ヴィクトル・リヒト役で有名な人だね
新八とレオは結構似てる部分があるはよね
性格
レオナルド・ウォッチは、異界の存在に対しても親切に接する優しさと思いやりに溢れる人物で、たとえ外見が「バケモノ」と称される存在でも分け隔てなく接し、困っている人を見れば助けずにはいられない度を越したお人よしです。また、どんな困難な状況でも決して諦めない強い精神力を持ち、物語の主人公に相応しい性格の持ち主と言えるでしょう。
能力
レオナルド・ウォッチが持つ『神々の義眼』は、視覚に特化した強力な瞳です。その能力は、超光速の動体視力や幻術を見破る解析力、物体透過の遠隔透視、そして視野操作といった幅広い視覚的スキルを備えています。特に貴重なのが、通常の手段では観測できない血界の眷族(ブラッドブリード)の識別・追跡、そして諱名の看破が可能な点です。この「諱名の看破」がなければ、人類が血界の眷族に対抗するのは極めて厳しい状況でした。
しかし、この力はレオナルドが意図せず手に入れたもので、使用するたびに眼球への発熱やダメージが生じるため、長時間の連続使用には限界があります。そのため、この義眼はレオナルドにとって戦いに不可欠な力である一方、慎重に使わなければならないリスクも伴っています。
私こういう凡人が気合で超人たちに食らいつく話大好物です
クラウス・V・ラインヘルツ
Klaus V Reinherz
プロフィール
- 年齢;28歳
- 性別;男性
- 身長:201cm
- 体重:136kg
- 特技;チェスやプロスフェアーなどのボードゲーム
- 趣味:園芸(人界・異界植物問わず)
- CV:小山力也
- 能力:ブレングリード流血闘術
小山力也さは『名探偵コナン』の 毛利小五郎役・『文豪ストレイドッグス』 – 福沢諭吉役なんかで有名だね
その渋い声質は頼れるリーダーであるクラウスにピッタリね
性格
クラウスは、強い正義感と誠実さを持つ秘密結社ライブラの頼れるリーダーであり、仲間からの信頼も非常に厚い人物です。彼の人柄がよくわかるのがアニメ『血界戦線』1期3話のエピソードです。自分を殺そうとした相手に対しても、命を危険にさらしてまで助けようとしました。その際、仲間のK・Kから「私たちの最強のリーダーで無類の紳士、獣のような生命力で武装した凶悪なまでの頑固者」と称されています。
これでいて、純粋で子供っぽい一面ありそのギャップがまた最高ね
能力
クラウスの使うブレングリード流血闘術は蹴りや投げといった近接格闘の技を徹底に排除し、「拳」のみに戦い方を集約させた血闘術となっており戦闘中は片腕を盾に、もう片腕を槍に見立て、重装歩兵に似た構えで戦います。仲間であるザップからは「何かを燃やしたり、凍らせたりする他の対血界の眷属用の戦術とは“段階”が違う」や「旦那のつかの技はひと際ヤバい」と評されるほど得意な能力です。
最高にカッコいい…
ただその一言に尽きる!
ザップ・レンフロ
Zapp Renfro
プロフィール
- 年齢;24歳
- 性別;男性
- 身長:178cm
- 体重:64kg
- CV:中井和哉
- 能力:斗流血法・カグツチ
中井和哉さんは『ONE PIECE』ロロノア・ゾロ役や『銀魂』土方十四郎役で有名な人だね
クールキャラや荒くれ者のキャラによく起用されるイメージね
性格
金と女にだらしがない自堕落な生活を送り女性からのお小遣いが主な収入源であり。仲間のスティーブンからも「度し難い人間の屑」と評されるほど素行の悪い人物ですが、一方で兄貴肌で面倒見が良く情に厚い一面もあります。
多分、作中で一番集中していたであろう戦いが、生きて帰れたら狙っていた女性と一発出来るかもしれない時という終わりぐわい
そこまで清々しいと逆に好感湧いてくるからやめてほしい…
能力
斗流血法・カグツチは血液を武器状に変化させたり、発火能力を付与する流派です。その実力は超人揃いのライブらないでも屈指のもので同上のスティーブンからはその技術を「はっきり言って神業だ。普段はアレだがぶっちゃけ奴は天才なんだよ」と評されレベルの神童です。
素行の悪さを戦闘のカッコよさでカバーするタイプ!!
名シーン紹介
ライブラ vs 血界の眷属(第1期・第4話)
クラウス・V・ラインヘルツ率いるライブラが、血界の眷属(ブラッドブリード)に初めて勝利を収める回は、シリーズ屈指の名シーンが詰まった見どころ満載のエピソードです。レオナルドが命がけで諱名を看破する瞬間、クラウスが駆けつけるまで時間を稼ぐためにスティーブンとK・Kが命がけで敵に挑む緊迫のシーン、そしてクラウスの到着と共に繰り広げられる、瞬きすら許さない超高速の決着。どの場面も見逃せない緊張感と迫力で溢れており、まさに「カッコいい」の一言に尽きる回です。
誰一人欠けてもたどり着けなっかであろう『皆でつないだ勝利』
最高にカタルシスのある回でした
今回の名言紹介
光に向かって一歩でも進もうとしている限り
人間の魂が真に敗北する事など断じて無い
征け!! 手始めに世界を救うのだ!
血界戦線 クラウス・V・ラインヘルツより
コメント